私たちパインビーチRCレースウェイは静岡県沼津市にてプライベートサーキットを管理しております。
2010年に誕生したサーキットは2024年で15年目を迎える事ができました。
このショップでは主に私たちが開催しているタミヤDT02/DT03をベースとした380モーターレースで使用しているパーツやアクセサリなど、ラジコンを永く楽しむ上で欠かせない商品を紹介・販売させて頂きます。
ご興味をお持ちの方、どんな質問にも答えますのでお気軽にご質問ください。
パイビーチレースウェイについて
パインビーチ
私たちがパインビーチレースウェイを作り始めたのは2010年。
私有地ではあるものの、防風林であり、その利用に著しい制限のある土地でした。
「生えている木は切ることが出来ない。」
コースは木の間を縫うように切り開かれました。
そしてそれが、この独特で楽しいコースのベースとなっています。言わば、“自然のサーキット”です。
創設メンバーはラジコンブームを10歳前後で経験し、その魂に“取り返しのつかない何か”を刻み込まれた“大人の少年”たち。
私たちはメンバーの多くは自営業者であったため遊べるのは平日の夜半のみ。サーキットに行きたくてもいけません。しかし、あのラジコンの楽しさが忘れられない。
なら、作ってしまおう。
私たちは手作業でこの非営利のプライベートラジコンサーキットを開設しました。
メンバーの多くはこのコースの維持管理を無償で行い、労力を惜しみません。
お金を払う通常のサーキットでは利用者は皆「お客様」。
料金の対価としてのサービスを求めますが、ここパインビーチでは、利用者は同時に管理者としてサービスを提供する立場にもなります。
作ってみたからこそ分かることがあります。
“パワーのあるマシンがいかに路面を傷つけるのか。”
コレは当初からの悩みでした。路面はドンドン痩せていき、
土は購入するとかなり高額になります。
私たちの結論は
“みんな同時にパワーを下げよう”
でした。
こうして、パインビーチの特徴である、380モータークラスが誕生しました。
コレも手作りのサーキットであることが強みでした。
コースのルールを作れるのはコース自体を自ら作ったからです。
実際、このルールは最高です。
マシンはDT02、03で、380モーターを使う以外基本自由です。
パワーが抑えられた事で路面は安定し、パワーに対してシャシーの性能が相対的に向上したマシンは操縦性が上がりました。
破損も劇的に減少、バッテリーの持ちは倍以上です。
結果、初心者の参入障壁がとても低くなりました。
私たちはこの380ルールをもっと普及させたいと考えています。
ストレートが長くないコンパクトなサーキットである事も楽しさの要素として重要なので簡単ではありませんが。
しかし、クルマにもコースにも優しく、ベテランでもかなり楽しめ、そして何より、
初心者にとても優しいこのルール、パインビーチだけの物にしておくのはもったいない気がするのです。
現在、初心者が楽しめるサーキットはそう多くありません。その“あり様”を変えていきたい。
パインビーチレースウェイはその取りうる形の1つであると信じています。